やけど
もし、やってしまったら!
手足のやけど
→すぐに冷水で冷やして
やけどの応急手当の基本は、とにかく冷やすこと。
傷みがなくなるまで、20分は流水で冷やします。
冷やすことで痛みを抑え、炎症を軽くすることができます。
頭や顔のやけど
→ぬらしたタオルやアイスバッグで冷やす
直接流水をかけるのが難しい場所は、シャワーで冷水をかけるか、ぬれタオルなどで
冷やします。
ビニール袋に氷と少々の水を入れたアイスバッグをぬれタオルに包んで当てても。
服の上から熱いものをかぶった
→服は無理に脱がさず、そのまま冷やす
やけどの程度によっては、服が体に張り付いて、脱がせようとすると皮膚を傷つけることも。
服の上から流水をかけましょう。
↓
●やけどの範囲や患部の状態をチェック
どのくらいの範囲でやけどしているか、また、赤くなっている、水ぶくれになっているなど冷やした後の患部の状態を確認します。
受診する場合
●冷やしながら病院へ
やけどの直後に受診する場合は、移動中も冷やし続けるのが原則。
ぬれタオルやアイスノンをタオルでくるんだものを患部に当てて。
程度が軽い場合
●何もつけずに清潔なガーゼでおおう
家で様子を見てよい程度の軽いやけどは、冷やした後は何もつけずに、清潔な
ガーゼでおおっておきます。塗り薬は、つけた後が不潔になりやすいので使わないで。
↓
●応急手当の後も、必ず経過を見て!
冷やした直後は、赤くなっているだけだったのに、翌日になると水ぶくれになっていた、という場合も。
皮膚の下でやけどが進行していることもあるので、応急手当の後は注意深く経過を見ます。
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