まだ動かないと思っていても、ある日突然動いて落ちたり、転んだり。 活動範囲が広がるにつれて発生しやすい場所も変わるので、発達別の事故パターンを知って、予防を。
赤ちゃんの事故でとにかく多いのが転倒・転落です
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まず動かない乳児の場合・・・ほとんどが周りの大人に原因があります
たとえばお母さんが転んで赤ちゃんと一緒に倒れてしまったり
低い靴はいてます?
カーペットですべったり物につまずいて
赤ちゃんの上に倒れて骨折させてしまったり
部屋をかたずけよう!
ベビークーハンを落として頭蓋骨内出血を起こしてしまった例も
(3ヶ月児の例)
ひぇー
まだ動かないと思っていても突然寝返りをして・・・
ベビーベッドから落ちたりしちゃうんですね
動くようになるとあらゆる所で転倒・転落する可能性があります
まさかこんな所にと思っていてもよじのぼるものがあればのぼってしまいます
(テーブル、階段、ベランダ、タンス、洗濯機)
踏み台になるものを置かないということですね!
乳幼児は頭が体に比べ大きくて重いから転倒・転落しやすい!バランスが悪いんですね
さらに頭を打つことが多いので注意が必要なのです
でも先生!よく泣けば大丈夫って言いますよね・・・
泣いていることでわかるのはその時意識があるということだけ!!
頭蓋内に出血がないとは限らない!!
頭蓋内のけがは外見からではわからないから心配な場合はすぐ病院にいくこと!
レントゲンやCTスキャンで検査してもらいましょう
極端な例ではベビーチェアから畳の上に転んだだけで頭蓋内出血を起こした子もいるのです
(8ヶ月児の例)
で、とりあえずどーしたら?
まず目を離さないのが大前提・・・ですが
例えば階段の上下には転落防止の柵をつけるなど安全対策も必要です