1歳前後になると、好奇心は強いけれど危険の判断がつかず、切ったり、挟んだりのけがが増えます。
危険なものをうっかり置き忘れて、事故を招くケースが多いので、要注意。
幼児で比較的多いのはひじの脱臼です。
脱臼?
の子が下の子をあやそうとして急に腕を引っ張って引き起こそうとしたときなどに起きやすい。
これは病院にくれば簡単に治せます。
自然に関節がはまって治ってしまうこともあります。
脱臼に症状がよく似ているものに顆上骨折があります。
転んで手をついた拍子に折れてしまったりするんです。
この症状は脱臼にとてもよく似ていますが、ひじの骨折なので放っておくと変形治癒することがあります。
やはり一度はちゃんと受診すべきということですね!
そうですね!
一般的なけがというと転んで家具の角などにぶつけてとか、
1歳前後からは洗面所などに置いてあるお父さんのカミソリを握ってしまうとか、
台所のまな板の上の包丁をさわって足の上に落とすなどが多いですね。
手の届く高さに危ないものを置いてはダメってことですね!
挟んでけがをすることも多いんです。
挟む?
お母さんが閉めるドアに指を挟んだり、
開き戸の蝶つがいに挟んだり、
ビデオの取り出し口に手を入れて挟んでしまったり。
うちではセーフティロックをして開けたり挟んだりしないようにしています。
いいですね
それと先のとがったものはすべて注意が必要なんです。
(えんぴつ、割りばし、おもちゃ、スプーン、フォーク、ナイフ、歯ブラシ)
うちの病院でも歯みがき中に転倒して歯ブラシが口腔内をえぐってしまうけがで 受診した子どもがいました。
そーいえば割りばしが口の中に刺さって亡くなった事故 ありましたね。
たいていの口の中のけがは軽く 縫わないですむものですが。
先のとがったものをくわえたまま立ったりさせないことですね。