赤ちゃんは大人よりも皮膚が薄く、同じ条件でやけどしても重傷になりやすいもの。 危険防止とともに、応急処置の方法もしっかり覚えておいて。
やけどの原因で多いのは湯わかしポットです!
蒸気でやけど
ロックを自分で解除して押してしまい熱湯でやけど
コードにひっかかりポットを倒してやけど
ポット側の磁石を口にくわえて感電してやけど
0歳児に多いのは食事の上の熱い汁物に手をかけて自分の方に倒してしまう例
歩けるようになると高い所にあるものを引きずり落としかぶってしまう例
テーブルクロスはやめよう
コードを抜いた後のまだ熱いアイロン、
ファンヒーターの吹き出し口も注意が必要です
やかんの蒸気も熱湯と同じ100度あります
それが原因で指が癒着するほどの重いやけどをした例があります
またホットカーペットやコタツなどによる低温やけども
赤ちゃんは大人に比べて皮膚が薄いので低い温度でも危ないのです
なんだかいろいろなパターンがありますね
子どものやけどの89%は家庭内で起こります
しかも夕食時などお母さんの目が離れる時間に多い!!
こどもの約3人に1人はやけどをしています
年齢別に発生件数を見ると 0〜1歳児が全体の45%と大半を占めます
それも生後6ヶ月〜1歳半までに多発します
やけどの症状は1〜3度に分けられます
1度 皮膚のやけど。赤くなる程度で、日焼けこの一種。
2度 真皮までのやけど。水ぶくれになり、場合によってはあとが残る。
3度 皮下組織まで損傷した重傷のやけど。
皮膚の移植が必要になったり、生命の危機も。
赤ちゃんの場合全身の10%以上やけどすると命に危険が・・・
10%って?
体の部位でいうと例えば片腕全部をやけどすると10%ということです
頭 20%
片腕 10%
胴体後ろ 20%
胴体前 20%
片足 10%
とにかくやけどをしたら冷やすことが大事ですが、赤ちゃんの場合はごく 軽いやけど以外は冷やしながら至急病院へ!!