医療法人二樹会 清見ファミリークリニックER・赤ちゃん救命救急室(テキスト版)


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もしこんな症状が見られたら・こんなときは病院へ

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発熱


発熱のサインは?

・赤ちゃんの体が熱い

・元気がない、顔色が悪い、食欲がないなど、いつもと様子が違う

・吐く、下痢、せき、鼻水といった症状がある


熱を正確に計る

腋下式体温計の場合はわきの下の汗を拭いてから、わきの下のくぼみの中央に体温計の先端を当てて計ります。


水分補給をしっかりと

発熱すると、体から水分が失われやすくなるので、こまめに水分補給を。
白湯や麦茶、イオン飲料など赤ちゃんの欲しがるだけ十分に与えます。


熱が上がりきったら、くるみこまずに涼しく

熱の出始めの悪寒がするときは体を温めますが、熱が上がりきり、 手足を触って温かいようなら、布団や服の枚数を減らして、熱を外に 逃がしやすくします。


嫌がらなければ、冷やしても

熱が上がりきって、赤ちゃんが嫌がらないようなら、おでこやわきの下を、 冷却シートや冷たいタオル、氷枕などでひやしても。
ただ、冷やしても熱が下がるわけではありません。


苦しそうなときは、座薬を使っても

発熱は体の自然な防御反応で、無理に下げなくてもいい場合が多いもの。
高い熱が出ても、全身状態がよければ、使う必要はありません。
ただ、39度以上の熱で、水分が十分にとれなかったり、眠れずにつらそうなときは 使う場合も。
かかりつけの医師の指示に従って使いましょう。


座薬の使い方

1. 水やオイルですべりやすくする

座薬の先端に水やベビーオイルをつけて、すべりをよくし、挿入しやすくします。

2. とがったほうから肛門へ

おむつ替えの要領で赤ちゃんの両足を持ち上げ、先端のとがったほうから、 肛門に挿入します。

3. しばらく肛門を押さえる

押し戻されて出てくることもあるので、入れた後30秒ほど、 指で肛門を抑えます。





こんなときは病院へ

赤ちゃんが発熱したときは、診療時間内なら受診して、原因を調べてもらうことが基本

【診察時間外の発熱の場合】

夜間でも至急病院へ

・意識がない

・39度以上の高熱が続いているうえ、たて続けに吐くようになったり、 水分をほとんど受けつけなくなった

・生後2ヶ月以下の赤ちゃんの38度以上の発熱

・呼吸が速く浅く、顔色が青ざめてきた

・熱とともに、初めてひきつけを起こした

・激しい下痢や嘔吐があり、おしっこの量が減ったり、唇がカサカサしてきた


診察時間内に至急病院へ

・熱は高くても、水分を十分にとれていて、解熱剤を使ったり、冷やせば 落ち着いて眠れる

・熱はあるが機嫌がよく、元気もある

*上記以外でも、赤ちゃんの様子に気になる点、判断に迷う点があれば、至急受診して。

*診察時間内に至急病院へ にあたる症状でも、心配だったり、判断に迷うことが少しでもあれば、夜間でも至急受診して。

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