腋下式体温計の場合はわきの下の汗を拭いてから、わきの下のくぼみの中央に体温計の先端を当てて計ります。
発熱すると、体から水分が失われやすくなるので、こまめに水分補給を。
白湯や麦茶、イオン飲料など赤ちゃんの欲しがるだけ十分に与えます。
熱の出始めの悪寒がするときは体を温めますが、熱が上がりきり、 手足を触って温かいようなら、布団や服の枚数を減らして、熱を外に 逃がしやすくします。
熱が上がりきって、赤ちゃんが嫌がらないようなら、おでこやわきの下を、
冷却シートや冷たいタオル、氷枕などでひやしても。
ただ、冷やしても熱が下がるわけではありません。
発熱は体の自然な防御反応で、無理に下げなくてもいい場合が多いもの。
高い熱が出ても、全身状態がよければ、使う必要はありません。
ただ、39度以上の熱で、水分が十分にとれなかったり、眠れずにつらそうなときは
使う場合も。
かかりつけの医師の指示に従って使いましょう。
座薬の先端に水やベビーオイルをつけて、すべりをよくし、挿入しやすくします。
おむつ替えの要領で赤ちゃんの両足を持ち上げ、先端のとがったほうから、 肛門に挿入します。
押し戻されて出てくることもあるので、入れた後30秒ほど、 指で肛門を抑えます。
・意識がない
・39度以上の高熱が続いているうえ、たて続けに吐くようになったり、 水分をほとんど受けつけなくなった
・生後2ヶ月以下の赤ちゃんの38度以上の発熱
・呼吸が速く浅く、顔色が青ざめてきた
・熱とともに、初めてひきつけを起こした
・激しい下痢や嘔吐があり、おしっこの量が減ったり、唇がカサカサしてきた
・熱は高くても、水分を十分にとれていて、解熱剤を使ったり、冷やせば 落ち着いて眠れる
・熱はあるが機嫌がよく、元気もある
*上記以外でも、赤ちゃんの様子に気になる点、判断に迷う点があれば、至急受診して。
*診察時間内に至急病院へ にあたる症状でも、心配だったり、判断に迷うことが少しでもあれば、夜間でも至急受診して。