医療法人二樹会 清見ファミリークリニックER・赤ちゃん救命救急室(テキスト版)


小児科・アレルギー科・内科埼玉県ふじみ野市清見1-2-4電話 049-264-2210 

ER・赤ちゃん救命救急室

救急車の呼び方

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誤飲

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「応急処置早見表」

けが

やけど

水の事故

その他の事故

急な病気

もしこんな症状が見られたら・こんなときは病院へ

急な病気 「ひきつけ」・「急な高熱」

夜間や休日に限って、急に熱が出たり、吐いたり・・・。 いざというときに手遅れにならないように、日ごろから赤ちゃんをよく見て、 いつもと違う サインを見逃さないで。

ココが危ない!ココに気をつけて!


ドクター実は一番救急車搬送率が高いのがひきつけなんです


ママあの・・・でもひきつけは命にかかわるものではないとか


ドクター確かにたいていは2〜3分で治まる熱性けいれんです しかし30分も続く「けいれん重積」であった場合・・・・

低酸素状態が長く続き脳にダメージを与え、場合によっては後遺症が残ることもあります

救急車を呼ぶ判断の基準は15分といいますが、
15分後に救急車をよんでも病院到着はひきつけ発止から30分後・・・・br> 手遅れになってしまうのです


ママじゃあすぐに救急車を呼んでいいんですね


ドクターそうです とくに6ヶ月未満の赤ちゃんや熱のないけいれんの場合は、重大な病気があることも!
至急受診することです

ひきつけがおきたらまず時計を見て何分続くかを見ます
同時に顔を横に向け衣類をゆるめよく観察します
舌をかまないようにと口の中にものを入れたりしてはいけません!


ママでは夜中に急に高い熱が出たときは?


ドクター熱は体の防御反応なので、基本的に診察時間を待って受診すればいいでしょう
ただし新生児の場合は別ですが・・・


ママえ?


ドクターまた 意識がおかしい・吐く・ぐったりしている・3〜4日も高熱が続く場合はすぐ病院へ・・・・

それ以外の場合で比較的元気があるときは昼間かかりつけ医に行ってください!

乳幼児の場合、注意が必要なのは熱より脱水症状です
乳幼児は体の水分量が多いため脱水症状になりやすいのです

目が落ちくぼんでいる
涙がでない
唇がガサガサしている
ぐったりしている
おしっこが極端に少ない

とくに吐く・げりが重なったときなどが水分がとれないと、 一晩でも脱水症状になります


ママそういうときは


ドクター入院して点滴です

それと吐く・泣くをくり返す場合に血便が出た場合、赤ちゃんだと腸重積を疑う必要が・・・・
腸重積は早く見つかれば内科的な治療で治ります!
しかし処置が遅れると腸が腸に入りこんでくさり、 手術で腸を切り取らなければなりません


ママ大至急受診ですね


ドクター下痢・せき・吐くなど どの場合もまず全身症状を見てください
お母さんがいつもと違う とかんじたら早めに小児科専門医を受診しましょう



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