清見ファミリークリニック

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アトピー性皮フ炎のページ

アトピー性皮フ炎とは

アトピー性皮フ炎は、アレルギー反応によって皮膚に湿疹ができる病気です。
激しいかゆみを伴い、よくなったり悪くなったりをくり返して慢性化していきます。

通常生後3ヶ月前後から5才までに発症し、成長とともに症状は軽くなり、思春期から自然に軽快することも多いと言われています。

しかし最近は一度よくなった患者さんが成人になり、再発することも多くなってきています。

アトピー性皮フ炎の原因

「アレルギー体質」や「敏感肌」の体質で皮膚のバリア機能が低下している状態に、「環境因子」が重なりあって症状が起ると言われています。

「環境因子」としては、汗、刺激物(洗剤など)、ダニなどのアレルゲン、食物、気候、ストレスがあげられます。

アトピー性皮フ炎の治療

症状に応じた薬で、皮膚の炎症(湿疹)やかゆみをコントロールすることを目標としています。
塗り薬:「湿疹」を抑えるためのステロイド外用薬や免疫抑制外用薬*
飲み薬:「かゆみ」を抑えるための抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬
保湿薬:スキンケア対策

*塗り薬は、湿疹の程度や部位ごとに薬の種類・強さが異なります。